老人ホームの未来
こんにちは。
最近は季節の落差が激しくて、洋服選びが大変ですね,,,。
第3回目となる今回は、「老人ホームの未来」ということで、タイトル通り、老人ホームの未来、これからの時代に老人ホームはどのように変化していくべきなのかを書いていきたいと思います。
この記事を書こうと思ったきっかけの1つに、「有料老人ホーム」にも色々な種類があるということを知った。ということがあります。
(細かい情報とかいらない人は、飛ばして『ここから本題!』まで行ってください。)
有料老人ホームは基本的に民間企業が行なっている老人ホームのことで大きく分けて4つに分かれています。
1)介護付き有料老人ホーム
2)住宅型有料老人ホーム
3)健康型有料老人ホーム
4)サービス付き有料老人ホーム
と分かれていて、これらをジャンル分けするならこうです。⇩
1)介護付き有料老人ホーム
________________________________________
2)住宅型有料老人ホーム
3)健康型有料老人ホーム
4)サービス付き有料老人ホーム
1)と他の大きな違いは介護保険制度上の「特定施設入居者生活介護」の指定を各都道府県から受けているということです。
2006年以前は、有料老人ホームはこの1)だけでした。
しかし介護保険料の12.5%を負担する各都道府県は、この介護付き有料老人ホームが増えすぎることにより財政が圧迫されてしまい、止むを得ず規制をしました。
そして生まれたのが2),3),4)なのです。
この辺の法律や保険の話は話していてもあまり面白くないので、そろそろ終わりにします笑
そんなこんなで、様々な種類の有料老人ホームが乱立している中で、どのような施設が選ばれて、利用されて、残っているのか...。という話をしたいのですが、現在は、安さで選ばれる傾向にあり誰も得をしない、価格競争という名のラットレースが蔓延しているのが日本の現状です。
この現状をどう変えていくか。
これの正解は一択で、コミュニティを活用する。
です。ただこれを書いていくと脱線するので第4回目はこれについて書きます!
『ここから本題!』
ここで再確認しておきたいのですが、今回のテーマは「老人ホームの未来」です。
先ほど述べたような現状を踏まえた上で、老人ホームの生きる道はどこにあるのかを書いていきます。
これからの老人ホームには以下の3つの項目が求められます。
#高齢化の波
#持続可能
#QOL
1つずつ解説していきます。
#高齢化の波
現在の日本の現状は「高齢化」真っ盛り(?)で、社会問題の最上位に位置しています。
しかし!社会問題というのは日々更新されるもので、絶対に変化をします。高齢化だって例外ではありません。
何が言いたいかというと、トレンドだから老人ホームをやるやなんとなく需要がありそうだからという理由で参入、設立された老人ホームは絶対に滅びます笑
これは次の#持続可能にも繋がる話ですが、時代の高齢化に合わせて老人ホームを経営するのではなくて、個人の高齢化に合わせて老人ホームを経営するというのが、とても大事なことだと思います。
#持続可能
これもある意味世界的にトレンドの用語ですね,,,?
今回の意味合いは、いわゆる世に言う持続可能とは少し異なる気がします。
この持続可能の意味は、世代や時代に左右されないと言う持続可能と言う意味です。老人ホームは対象が老人なので、顧客一人一人に対して寄り添う期間は、当たり前ですが短いです。
だから老人ホームの体制が変わりがちです。しかし序盤の方に羅列したように、保険や行政との兼ね合いなどもあり、変わらざるを得ない状況も現実問題存在します。
だからこそ、ソフト面(=信念やビジョン、理念)の部分で持続可能な設定をするべきなのです。
#QOL
QOLには被介護者と介護者の2つがあります。
老人ホームの経営側が、より気をつけなければならないのは被介護者のQOLです。
経営者からしたら、介護者だってお客様です。
仲間であり、お客様なのです。この感覚は少し難しい部分があるので本質的な理解ができない場合は、「そうなのか」とわかったふりをしながら読み進めてください。(説明力がなくてすみません)
介護者もお客様ならば、被介護者と介護者でより長く寄り添うのは一般的には介護者です。こう考えると必然的に介護者のQOLを尊重することの大切さが見えてきますよね。
こう考えることもできます。
介護者は経営側の理念やビジョンを実際に体現する「伝道師」です。経営側の介護者への扱いは、そのまま被介護者へ伝わります。
やはり、介護者のQOLの尊重は大切ですよね。
まとめ
#高齢化の波
#持続可能
#QOL
の意味を大体は理解してもらえたと思います。
老人ホームは”人”により沿って”生活”をプロデュースする、人の人生において非常に影響力の高いものです。
このテーマについては、日々アップデートされるべきだし、していきたいと思っているので、定期的に綴っていこうと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
自分の入りたい老人ホームってどんなかな...と考えてみるのも、意外と楽しいですよ!?
アドバイスや気づいたことがあったらコメントください。
ありがとうございました。
これからの時代は介護じゃなくて「介互」だ!!!
こんにちは。
2回目の今回のブログは「これからの時代は介護ではなく「介互」」というテーマでブログを書いていきます。
〜要約〜
・介護とは被介護者を介抱すること
・従来の「介護」では被介護者に本当の幸せは、もたらせない!
・もっと「人」にフォーカスせよ!
「介互」
自分がこの言葉を思いついたのは、一ヶ月前くらいの歩道橋を渡っていた時で、(自分は歩いてる時か自転車に乗っている時が一番頭がキレるんです笑)本当に天からこのフレーズが降ってきたかのようでした。
こういうハマるフレーズを思いつくと、そのフレーズ自体は実は大したことなくてもすぐに舞い上がっちゃう癖があって、その時もかなり気分が舞い上がりながらスマホを開きました。
何をしたかというと、「介護」という意味の再確認。普段使っている言葉にも意外と知らない意味があったりするので、もう一度調べてみました。
介護(かいご、英: nursing, elderly care)とは、障害者の生活支援をすること。あるいは高齢者・病人などを介抱し世話をすること。 by wikipedia
と出てきました。「ふむふむ,,,そんなこと知ってるよ笑」となったので今度は
「介」と「護」に分けて調べてみました。
〖介〗 カイ
- 間にはさまる。間でとりもつ。
「介在・媒介・仲介・紹介」 - たすける。
「介抱・介錯(かいしゃく)」 - よる。たよる。
「介意」 - かたい。
- 堅い外被のある動物。えび・かに・かいの類。また、その外被。
「介虫・介鱗(かいりん)・魚介」 - よろい。兵甲。
「介士・介冑(かいちゅう)」 - 小さい。つまらないもの。「芥」に通ずる。
「一介の読書子」 - 日本で「すけ」とよみ、国司の次官。
「上野介(こうずけのすけ)」
〖護〗 ゴ まもる
つきそって、あやまちのないように大切にする。まもり。
と出てきました。
「介護」とは、付き添って過ちのないように助ける。常に気をかけておく。そんな意味と取れますよね。
ここで問題になってくるのは「介抱し世話をすること=過ちがなく大切にすること」なのかどうか、ということです。
「過ち」は怪我を負わせてしまったり、緊急時に正しい処置ができなかったりすることだとすると、介抱し世話をする事とイコールになります。
しかし、「大切にすること」は全く別のところにあると私は思います。
大切にするというのは、被介護者のことを第一に考えるだけではなく、被介護者の気持ちになる必要があります。
被介護者のことを第一に考えるだけだと、数値化しやすく再現性の高い、健康状態や体調管理の部分ばかりに目がいってしまいます。
これだと、近年介護業界で叫ばれているQOLの向上を期待することは全くもってできません。
(QOLについては、別の機会に詳しく書きたいと思いますが、簡単に説明するとQOLとは(Quolity Of Life)の略で、人生の”質”や”幸福度”を重要視することです。)
だからこそ、被介護者の気持ちになる必要があります。
考えてみてください。自分のことを決める時って、色々なデータや数字、周りの人の意見をどんなに聞いても最後に決めるのは自分がそれを本当にやりたいか、やりたくないかで判断しませんか?それと同じです。
本当の自分ごととして考えることで、見て呉れの延命や健康維持ではなく、被介護者にとって最適解が見つかるのです。
少し長くなりましたが、こういうわけで、「大切にすること」と「介抱し世話をすること」は全く別物です。
こうなると介護という言葉自体が実際のあるべき姿、行為と意味のミスマッチが起きてしまいます。
そこで「介互」という言葉がやっと登場します。
介護は介護者側が一方的に負担を背負うことが多くなり、そのストレスや疲労が蓄積し様々な問題に発展します。だからこそ「介互」なのです。
介護者が被介護者に相談をすることがもっと、あってもいいと思います。
流石に、自分が介護をしている人に相談...とはいかないと思うので、介護者と被介護者のマッチングアプリなどがあってもいいのかな〜なんて思ったりもしています。
そして、実際にgiveをしている感覚があると健康寿命も伸びて結果的に全てが良い方向に向かうと思います。
これが「介互」の意味です。
というか、人間社会は全て「介互」であるべきです笑。
そうすると、もう老人・現役・若者という区分も無くなってきます。この年齢を過ぎたら退職で、年金が支給され、ご隠居生活を始めてください。とか時代遅れすぎます。
私たちの若い世代では年齢で人を判断するということがなくなりつつあり、その人をしっかりと本質的に判断するようになってきています。
年長者の方々もそうあるべきです。
年をとって寝たきりなったから喋れないわけではないし、認知症になったからって全ての記憶が消えてしまうわけではありません。
もっと「人」にフォーカスをして、「介互」をするべきなのです。
これで「介互」の本当の意味がわかってもらえましたか?
これが僕の思う「かいご」のあるべき姿です。
今これを読んでくれてる人にとって、老後は遠い遠い未来の話でどうでも良いことかもしれません。
でも、文中にもあった通り、「介護」は決して、ある特定の人に関係のある特別なことではなく、普通の人間関係のコミュニケーションの一部です。
自分の親や祖父母と、将来の関係性をどのようにしていくかなどを、普段から気軽に話すこともとっても大切だと思います!
このブログがそのきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。意見や改善点をコメントしてくれると嬉しいです。
3回目もお楽しみに!!
若者が年長者を使う時代
こんにちは。
初めてのブログだから、緊張してます(汗)
このブログはブログ名通り、日本の老後に対する不安を少しでも期待に変えていくために、どのようなことをすれば良いか、と言うテーマで日々思ったことを綴っていきます。
このへんのことを考えるようになったきっかけなどはまた後日ブログに書きたいと思います。
では、今回のテーマである「若者が年長者を使う時代」について、話していきたいと思います。
このタイトルをパッと見たときに、よく分からない若者がまた生意気なことを言ってるなと思う人もいるかもしれません。
しかしこの言葉はそんな簡単な解釈で片付けられるものではありません。
今の日本、いや世界の流れをしっかりと把握してる人からしたら、むしろ「若者が年長者を使う時代」と言う社会構造は極めて当たり前で、この波に乗り遅れてはいけないと考えられていると思います。
いきなりですが、今の日本は言わずもがな、超高齢化社会です!
下のサイトに日本の高齢者の割合が詳しく書いてありますが、現在の日本の全人口に置ける高齢者(65歳以上)の割合は27.3%です。
この数字は世界でもトップで、2位のイタリアに4%と言う大差をつけています。
統計局ホームページ/平成28年/統計トピックスNo.97 統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)−「敬老の日」にちなんで−/1.高齢者の人口
世界の高齢化率(高齢者人口比率) 国際比較 – Global Note
さらに、日本の高齢化「速度」にフォーカスするとその特殊性がさらに浮き彫りになります。
高齢化速度は高齢人口比率が7%から14%になる期間で見ると言う国際測定基準があり、日本は1970年の大阪万博の時に7%に達し、バブル崩壊直後の1994年に14%を超えました。つまり、24年、およそ四半世紀の間に日本は高齢化社会となったのです。
これがどれだけすごいかと言うと、高齢化率2位のイタリアが61年、福祉大国と言われるスウェーデンで85年、フランスでは115年。
そして欧州最速のドイツですら40年かかっています。
これで今の日本の特殊性を分かってもらえたと思います。
こんなに急に高齢化社会となったので、社会構造が国民の年齢推移に適応しきれていないのは仕方のない事です。
でも、仕方がないからといって放置するのは良くないので、「若者が年長者をこき使う時代」に日本の社会構造をシフトして行きましょう。と言うのがこのタイトルの意味です。
昔の日本は、多くの若者が能力の高い順に、上から給料の良い大企業に就職をし、優秀と言われるキャリア上司のもとで修行を積み、同世代と熾烈な出世争いを繰り広げていくと言う社会構成でした。
これは、「年長者が若者を使う時代」です。
この構図がしっかりと成立していたのは、年齢や経験がものを言う社会だったからです。
しかしインターネットが発達した現代において年齢の壁はグンと下がり、経験値や知識、ノウハウに関しても年齢とイコールではなくなりました。
有名な話だと、堀江貴文さんが唱えた寿司職人に修行は必要か?と言う話などがありますよね?
みなさんがこの議論に何を思うかは自由ですが、一定数の職人は修行などをしなくても人気の寿司屋を経営できるようになってくると思うのは、私だけではないと思います。
そして、アイデアと実行力を持った人なら、SNSで協力者を募り、見切り発車でとにかく前進しながら、自分のプロジェクトや会社などを発展させられるのが、現代と30年前の違いです。
誰でもリーダーになれるのです。こうなると必然的にトップに立つ若者が30年前よりも増えてきます。
そして、リーダーになった時に直面する最初の壁が「仲間集め」です。
「仲間集め」において重要なことの1つに、様々なタイプの仲間を集めることがあると思います。
異なるバックグラウンドやスキルをを前提とし、世代を超えたチームには本質的な強さがあると私は思います。
だから、何かプロジェクトをはじめたり、企業をした若者は、積極的に年上の仲間を集めてほしいと思います。
そして、年長者の方は強いビジョンを持った若者に積極的に協力をしてほしいです。
先ほどとは矛盾しているけれど、ネットだけでは伝わらない部分というのもたくさん存在すると思っています。そのような部分を次の世代に引き継いでほしいです。
そして、この仕組みが少しずつ当たり前になってくると、かつての単一社内における上司と部下のような関係が社会全体で構築され、「想い」を持った若者に、経験や能力を持った年長者が協力する仕組みができると思います。
このような仕組みになれば、定年後に暇を持て余し、生きる意味を失うということもなくなるし、そもそも定年という概念すらなくなると思います。
私は、生涯現役で楽しく働ける社会を実現したいです。そのための1つの手段として、今回は「若者が年長者を使う時代」というタイトルで話をさせてもらいました。
はじめに考えていたことをストレートにかけなくて不完全燃焼感が残っていますが、初ブログを投稿します...。
これを読んで何か感想や思ったこと、アドバイスなどあれば、コメントに書き込んでいただけると嬉しいです。