老後の不安を期待に変えるブログ

人生において年を重ねるごとに楽しみが増えていかない現状を変えるために

これからの時代は介護じゃなくて「介互」だ!!!

こんにちは。

2回目の今回のブログは「これからの時代は介護ではなく「介互」」というテーマでブログを書いていきます。

 

〜要約〜

・介護とは被介護者を介抱すること

・従来の「介護」では被介護者に本当の幸せは、もたらせない!

・もっと「人」にフォーカスせよ!

 

 

「介互」 

自分がこの言葉を思いついたのは、一ヶ月前くらいの歩道橋を渡っていた時で、(自分は歩いてる時か自転車に乗っている時が一番頭がキレるんです笑)本当に天からこのフレーズが降ってきたかのようでした。

こういうハマるフレーズを思いつくと、そのフレーズ自体は実は大したことなくてもすぐに舞い上がっちゃう癖があって、その時もかなり気分が舞い上がりながらスマホを開きました。

何をしたかというと、「介護」という意味の再確認。普段使っている言葉にも意外と知らない意味があったりするので、もう一度調べてみました。

 

介護(かいご、: nursing, elderly care)とは、障害者の生活支援をすること。あるいは高齢者・病人などを介抱し世話をすること。 by wikipedia

 

と出てきました。「ふむふむ,,,そんなこと知ってるよ笑」となったので今度は

「介」と「護」に分けて調べてみました。

 

〖介〗 カイ

  1. 間にはさまる。間でとりもつ。
    「介在・媒介・仲介・紹介」
  2. たすける。
    「介抱・介錯(かいしゃく)
  3. よる。たよる。
    「介意」
  4. かたい。
     
  5. 堅い外被のある動物。えび・かに・かいの類。また、その外被。
    「介虫・介鱗(かいりん)・魚介」
  6. よろい。兵甲。
    「介士・介冑(かいちゅう)
  7. 小さい。つまらないもの。「芥」に通ずる。
    「一介の読書子」
  8. 日本で「すけ」とよみ、国司の次官。
    「上野介(こうずけのすけ)

〖護〗  まもる

 つきそって、あやまちのないように大切にする。まもり。

 

と出てきました。

 

「介護」とは、付き添って過ちのないように助ける。常に気をかけておく。そんな意味と取れますよね。

 

ここで問題になってくるのは「介抱し世話をすること=過ちがなく大切にすること」なのかどうか、ということです。

「過ち」は怪我を負わせてしまったり、緊急時に正しい処置ができなかったりすることだとすると、介抱し世話をする事とイコールになります。

 

しかし、「大切にすること」は全く別のところにあると私は思います。

大切にするというのは、被介護者のことを第一に考えるだけではなく、被介護者の気持ちになる必要があります。

被介護者のことを第一に考えるだけだと、数値化しやすく再現性の高い、健康状態や体調管理の部分ばかりに目がいってしまいます。

これだと、近年介護業界で叫ばれているQOLの向上を期待することは全くもってできません。

 

QOLについては、別の機会に詳しく書きたいと思いますが、簡単に説明するとQOLとは(Quolity Of Life)の略で、人生の幸福度を重要視することです。)

 

だからこそ、被介護者の気持ちになる必要があります。

 

考えてみてください。自分のことを決める時って、色々なデータや数字、周りの人の意見をどんなに聞いても最後に決めるのは自分がそれを本当にやりたいか、やりたくないかで判断しませんか?それと同じです。

 

本当の自分ごととして考えることで、見て呉れの延命や健康維持ではなく、被介護者にとって最適解が見つかるのです。

 

少し長くなりましたが、こういうわけで、「大切にすること」と「介抱し世話をすること」は全く別物です。

こうなると介護という言葉自体が実際のあるべき姿、行為と意味のミスマッチが起きてしまいます。

 

そこで「介互」という言葉がやっと登場します。

介護は介護者側が一方的に負担を背負うことが多くなり、そのストレスや疲労が蓄積し様々な問題に発展します。だからこそ「介互」なのです。

介護者が被介護者に相談をすることがもっと、あってもいいと思います。

流石に、自分が介護をしている人に相談...とはいかないと思うので、介護者と被介護者のマッチングアプリなどがあってもいいのかな〜なんて思ったりもしています。

そして、実際にgiveをしている感覚があると健康寿命も伸びて結果的に全てが良い方向に向かうと思います。

これが「介互」の意味です。

というか、人間社会は全て「介互」であるべきです笑。

 

そうすると、もう老人・現役・若者という区分も無くなってきます。この年齢を過ぎたら退職で、年金が支給され、ご隠居生活を始めてください。とか時代遅れすぎます。

 

私たちの若い世代では年齢で人を判断するということがなくなりつつあり、その人をしっかりと本質的に判断するようになってきています。

年長者の方々もそうあるべきです。

年をとって寝たきりなったから喋れないわけではないし、認知症になったからって全ての記憶が消えてしまうわけではありません。

 

もっと「人」にフォーカスをして、「介互」をするべきなのです。

これで「介互」の本当の意味がわかってもらえましたか?

これが僕の思う「かいご」のあるべき姿です。

 

今これを読んでくれてる人にとって、老後は遠い遠い未来の話でどうでも良いことかもしれません。

でも、文中にもあった通り、「介護」は決して、ある特定の人に関係のある特別なことではなく、普通の人間関係のコミュニケーションの一部です。

自分の親や祖父母と、将来の関係性をどのようにしていくかなどを、普段から気軽に話すこともとっても大切だと思います!

このブログがそのきっかけになれば幸いです。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。意見や改善点をコメントしてくれると嬉しいです。

 

3回目もお楽しみに!!